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オンラインセミナー2024 生物の化学感覚研究の最前線~進化、機能、そして応用~ 

イベント日

タイプ

日時2024年6月17日(月)13:00~16:00
開催方法Zoom Meetingによるオンライン配信(※アーカイブ配信は予定しておりません。)
※開催前日までに、ZoomのURLをお送りします。
※当日は、記録用に事務局にてZoomの録画をさせていただきます。
対象者センサ&IoTコンソーシアム会員、入会を検討中の方・企業様
参加費センサ&IoTコンソーシアム会員:無料
一般(コンソーシアム未入会の方):10,000円/1名
※一般ご参加の方へは、別途参加費のお支払いのご案内を事務局よりいたします。
定員100名

本イベントでは、最先端のセンシングに関する研究成果・取り組みの内容を、センサ&IoTコンソーシアム会員向けに解説いたします。ぜひふるってご参加ください。

※本イベントは、コンソーシアム未入会のの皆様にもご参加いただけることなりました。

<プログラム>

13:00-13:10 はじめに(開会挨拶、タイムテーブルなど)


13:10-14:00

『生物のもつ化学センサ—化学感覚受容体—の進化』

新村 芳人 氏(宮崎大学農学部獣医学科 教授)

化学感覚—嗅覚・フェロモン・味覚—は、食べ物を識別し、外敵や危険から逃れ、交配相手や仲間を認識するための生存に必須の感覚である。哺乳類では、異なる受容体遺伝子ファミリーが嗅覚・フェロモン・味覚に対する化学センサとして機能している。中でも嗅覚受容体は種類が多く、その数はヒトで約400種、アフリカゾウでは約2000種にも及ぶ。本講演では、多様な動物のゲノムデータを比較することで見えてきた化学感覚とその受容体遺伝子の進化についてお話しする。


14:05-14:55

『味覚受容体の機能解析から食べ物の「おいしさ」を考える』

三坂 巧 氏(東京大学 大学院農学生命科学研究科 准教授)

食べ物に含まれる呈味物質は、口腔内の味細胞において認識される。近年、味細胞において味物質を認識する分子機構が明らかになり、我々がどのようにして味を感じているのかについて、科学的に説明できるようになってきた。本講演では発表者がこれまで取り組んできた、味覚受容体を用いて呈味強度を数値化するという技術開発の全体像、ならびにそれを活用して明らかになった味物質認識メカニズムの一端について紹介していきたい。


15:00-15:50

『香りや嗅覚に関する応用研究』

松倉 悠 氏(電気通信大学 情報理工学研究科 助教)

我々は日常の様々な場面で香りを感じ、時には生活を豊かにするために香りを積極的に活用しています。しかし、香りについて未解明で未開拓な部分が多々あり、最大限活用できているとは言えません。香りを深く知り、有益な応用先を開拓するために、様々なアプローチから香りや嗅覚に関して研究をしています。本発表では、直近の研究成果である「温冷感提示による嗅覚変調」「オノマトペを利用した香り表現手法」「香り物体検出AIの開発」「香り・ガス分布の超解像」などをご紹介します。


15:50-16:00 終わりに

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