宇宙・極限・極地環境におけるセンシングの最前線 | センサ&IoTコンソーシアム

Sensor & IoT Consortium

宇宙・極限・極地環境におけるセンシングの最前線

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~火山観測・南極レーダー・地球外光合成~


IoTの普及と共にセンサの重要性が増している中、先端センサ研究を行う大学とセンサで事業を行う企業との間で協調関係を築き、ビジネスモデルの検討やセンサ技術の検証等の議論を行う場として活動しているセンサ&IoTコンソーシアム。

コンソーシアムが主催(後援:サイエンス&テクノロジー)する本セミナーでは、厳しい環境でハイレベルを要求される観測技術をテーマに、抱えている課題や、特殊環境ならではの工夫、今後の展望などについて、3名の講師が解説します。

セミナー講師

コーディネーター:センサ&IoTコンソーシアム 運営事務局 / ジーワン株式会社 代表取締役 CEO 森 啓悟 氏

はじめに (14:00~14:05) 
 コーディネーター:センサ&IoTコンソーシアム 運営事務局 / ジーワン株式会社 代表取締役 CEO 森 啓悟 氏

第1部 「海の火山における地球物理学的観測」(14:05~15:00)
 国立研究開発法人海洋研究開発機構 海域地震火山部門 火山・地球内部研究センター 地球物理観測研究グループ グループリーダー 田中 聡 氏
 【専門】地震学(地球深部構造、火山地震学)

第2部 「南極最大のレーダーで南極大気を探る:昭和基地大型大気レーダー(PANSYレーダー)」(15:05~16:00)
  大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所 教授 堤 雅基 氏
 【専門】大気物理学

第3部 「光合成の分光測定と太陽系外生命探査への応用」(16:05~17:00)
  自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター 特任准教授 滝澤 謙二 氏
 【専門】光合成、アストロバイオロジー

セミナー講演内容

第1部「海の火山における地球物理学的観測

国立研究開発法人海洋研究開発機構 田中 聡 氏

 近年、国内外で海底火山の噴火が相次ぎ、注目を集めております。火山観測は陸域でも困難を極めておりますが、海底火山や山体の大部分が海面下にある火山島の活動の現状を把握するために、私たちが実施している地球物理学的観測と直面している困難、今後の展望などについてご紹介させていただきます。


第2部 南極最大のレーダーで南極大気を探る:昭和基地大型大気レーダー(PANSYレーダー)

国立極地研究所 堤 雅基 氏

 東大・極地研・京大の研究者を中心としたグループで実現し南極大気を観測している南極昭和基地大型大気レーダー(PANSYレーダー)の紹介をします。甲子園球場とほぼ同じ面積に、アンテナ1000本を並べたアクティブ・フェイズド・アレイ・レーダーシステムです。南極の厳しい気象条件に耐えるアンテナと限られた電力供給に対応した低消費電力型送信機を開発し、短い夏期間に建設できる工法を採用して、へき地での長期観測を実現しました。対流圏から電離圏までの広い高度域で、極域特有の大気現象を探るとともに、世界中の大型大気レーダーと連携した観測キャンペーンも行っています。


第3部光合成の分光測定と太陽系外生命探査への応用

自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター 滝澤 謙二 氏

 植物や藻類が行う光合成は無尽蔵な光エネルギーを化学エネルギーに変換し、地球上のほぼ全ての生命活動を支えている。近年相次いで発見されている太陽系外惑星においても、水と光が豊富にあれば植物が存在する可能性があり、次世代の宇宙望遠鏡や地上の超大口径望遠鏡により観測することができる。集光・電子伝達反応のための色素を多量に含む光合成反応機構は分光測定により詳しく解析することが可能であり、光合成基礎研究の主要なツールの一つとして、非侵襲的な分光測定技術が独自の発展を遂げてきた。近年、装置の小型化により野外での光合成測定や、ドローン・衛星によるリモートセンシングへの応用が可能となり、その延長線上に太陽系外惑星上の「地球外植物」の観測が期待できる。

セミナー詳細情報、お申し込み

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